坂道をくだる自転車が飛んだりするようなファンタジーはありません。
日々のこと、毎日を生きる人々を描くこの映画に、四代目はぐっと来ました。
声優として、本作に参加している石田ゆり子さんは語っています。
その断片をここに少し。
この映画は、誰も飛ばないし、妖精もでてきません
日常の中にある小さなことをきちんと描くことは、普段忘れている幸せを探し出すこと
平穏に毎日が過ぎていくことは、なんて幸せなことなのだろう
毎日を、丁寧にいきたい
極上の日常と、日々の穏やかなくらし。僕たちのめざす家つくりの答えがつまったような映画でした。
くらしのヒントや気づきを集める。それらを見える化して願いを込めて図面におとし込む。
ほどなくして、その場所に営みが始まる。もう一度、顧みて。
ちなみに、上を向いて歩こうの歌詞にでてくる春夏秋冬の夜がありますが「一人ぽっちの夜」とクレジットされています。
濁点ではなく、ぽっちなのです。
しかるに、工務店の勉強会の仲間の社長さんで、あえてその方が気分がいいからと、家づくりを、家“つ”くりと表現される方がいます。
楽しいにつながる軽やかな言葉の響き。
些細なことのようでなるほど、愉しい!
じっくりコトコト時間をかけて、木の家つくり、愉しんでみませんか。