床柱をはじめ、数奇屋建築や茶室の随所で重宝されてきた磨き丸太や絞り丸太。
本来の使い方をする建築が減少、その利用が激減するなか、若手を中心に転用という方法で需要を喚起する人たちもいます。
それに触れた消費者が、逆に本来の使い方を知ることもしばしばで、伝統文化の維持に繋がるという考え方もあります。
四代目もできることから。
実は今回の勉強会も、もっと北山杉を活用、提案しよう!がその趣旨。そのためには、その源流に赴き、歴史と今を知らねば。
絞り丸太や磨き丸太の正面を落とし、面を出して、皮を残した入皮という仕事があります。
それにヒントを得たような家具を、地元の工務店さんが提案しておられます。