2016年度の木育体験講座は、いつもの秋から年越しをして、薪ストーブを焚きながら、2017年2月19日に開催!内容は昨年にひきつづき「親子で杉の木のミニカーをつくろう」でした。
まずは木の家つくりの端材を使って、準備した材料をご説明。杉の本体、堅木の丸棒(手すりをカットした)のタイヤ、竹ヒゴの軸の3点のみ。わかりやすい!
本体は紙やすりで自分好みに仕上げます。
材料は全て木材、自然の恵み。まずは、紙やすりで角を削って…表面も削って…ほっぺたにあてて、痛くないくらいツルツルにするのが目安です。
タイヤをはめこみまーす。本体に貫通する軸にはボンド塗っちゃだめだよ(笑)
完成!
会場の博美園は、地域と繋がるまちの縁側として、住文化を伝える大塚工務店のギャラリーとして、広くまちに解放しています。また、100年近い築年数を持つ民家でもありますので、赤味を増した木肌など素材の経年変化の味、風が吹き抜ける土間としての通り庭の存在、北側の中庭の緑など、本来の町家の持つ特性もお話しをしました。
親子10組20名の皆さんにご来場頂きました。囲炉裏を囲んでの折り紙と絵本の読み聞かせ、広間での木のミニカーつくりを2チームに分かれて交互に行いました。
今回の絵本は木にまつわるエトセトラでした。