【炭素の森】プロジェクトスタート!

従前より「古民家鑑定士」
(厚生労働省認可 財団法人職業技能振興会主催)
の拡大を通して環境に優しい活動を推進して参りました。
このたび【炭素の森】育成プロジェクトをスタートします!
【炭素の森】育成プロジェクトとは…
「古民家」は炭素の塊で、「古民家」に「ブナ=1300本分の二酸化炭素」が蓄積されています。
たいせつな「古民家」を温暖化に関わる環境面からも、維持していくこと。
やむなく解体される場合には、「古材」として、古民家を支えてきた木材をちゃんと評価して、少しでも多くの優良な素材としての「古材」を現代のくらしに活用すること。
それらの活動によって、炭素は固定され、木も喜びます。
木材=古材(kozai)を廃棄物として処理するのでなく、そのままの形で使うことで二酸化炭素の排出を抑え地球環境を守っていきます。
「古民家の流通促進」や「古材活用」は環境に優しいことが数字の上からも証明され、未来の子供たちのために、今行動する必要性を
皆さんと一緒に考えていこうと思います。
全国的には…
・各地区の「民家の甲子園」「古民家鑑定士講習並びに試験」で募金活動をします。
・各地域で「200年住宅再生ネットワーク機構」「一般社団法人古民家再生協会」
「古材倉庫グループ」「有志」のイベントの際に募金活動を行います。
大塚工務店でも、古材活用ギャラリー【街角古町】」でECOなイベントを
実践していきますのでご期待ください。
・昨年度も実施した木育体験講座
・ギャラリーにも設置してある、雨水貯水タンクのススメ講座(補助金もあるよ!)
・断熱材としてもお勧めしている、新聞紙リユースのススメ講座(暑い冷たい体感温度の実験も!)
・国産木材の代表、杉のマイ箸づくりワークショップ。
・それを包む、マイ箸袋ワークショップ。
・国産木材の代表、桧のサイコロづくりワークショップ。
・杉、桧の家具、雑貨作家さんの展覧会。
などなどECOショップとしての活用を色色考え中です!
<木材と炭素の関係性>
「樹」(木)は光合成により、二酸化炭素を吸収し、酸素を排出します。「樹」は建築資材として伐採され、「木」となります。その段階で光合成は行われなくなり、「木」には吸収した二酸化炭素を炭素として蓄積しています。木を形作っている成分とは炭素と水素が大量に組み合わさった、セルロースという物質なのです…
に始まる炭素な話、詳しくは…
ECO家コラム●古材と環境①~⑤稿をご覧ください。(マイベストプロ神戸HP)
古民家や古材と炭素のデータ等は、平成22年6月20日に東洋書店から
【古材 環境の時代の選択】という書籍で発表されることになります。
私たちが参画する古材倉庫の代表、井上幸一さんの著書です。

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