もっと木のこと、巨樹とその意味

大日本老樹番付というのをご存知ですか?
林学者の本多静六が1913年に発表。唯一の横綱が、鹿児島の蒲生の大クス。
幹の周囲が24.2m、高さは30m。
2000年の環境庁の巨樹?巨木林調査でも日本一に認定されたという。
台風で枝が折れ、葉が一枚残らず吹き飛ばされたこともあったという。
葉がなくなるということは、息ができないということに等しい。
木の活動が鈍る冬に、しかも四年かけて手当て。ようやく葉が増えはじめたという。
国の特別天然記念物であるこの楠だけではなく、各地に自生し、地域の自慢の大木。
大切に守り育てられる巨樹を見にわざわざなんてのも、一興かと。
今晩、ごはんやさんにて朝日新聞夕刊より抜粋。
そういえば、紀州材見学ツアーの折も、バスの中からですが大銀杏のお姿を拝みました。
大きな楠木。手当ての際、木の根元にぽっかりあいていた8畳敷ほどの空洞に扉をつけたという逸話も。
木と一緒に深呼吸!とことんトントン木の家づくり、応援します。

関連記事

  1. 木のソムリエとしてのライフ(2)

  2. 木のソムリエとしてのライフ(1)

  3. 木のソムリエとしてのライフ(3)

施工例一覧