工夫の作法 『ものづくりの系譜』


実家にかえったら、玄関先に長い木の棒。
よくみると舟を漕ぐオールのような姿見。
いえいえちがいました。
これながーい靴ベラなのです。腰の弱い親父の自前の力作。
素材はケヤキ。高級特選素材のこの木材も実は端材(いわゆるきれっぱし)。
初代で大工だった曾じいちゃん。
引き継いだ、じいちゃんととうちゃんは、大工という職人ではなく、
いわゆる番頭さんでした。
それでも。
受け継いでいるであろう、匠の心。
古来より、一本の丸太から、上手に木材を採り無駄なく材木として市場に。
それらを引き受けた大工が、その材木をすべからく丁寧に造作とする。
温故知新。
もったいないから学ぶことはカズシレズ。
もっと巧みに。
・上段写真は玄関に並べてみて。右端はかかとが当るところの詳細。
・下段写真は置床に飾ってみました。右端は普通の靴べらと、携帯用との三者比較。
 →長いので体をかがめず使えるので、腰に負担をかけません。
 →いわゆるひとつのユニバーサルデザインです。

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