続アースデイに向けて/杉を探して三千里その①

今日は、奈良は吉野まで脚を運びました。
わが「スギやねん、関西」の“名奉行”石橋さんが専務を務める
吉野中央木材さんへお邪魔するためです。
そして、先日のロハスフェスタでも販売した「スギ関」焼印入りの
スギ枡(ます)をたくさん受け取りました!もちろんアースデイにも持っていきます!
石橋さん(←ブログも素敵!必見)によると、古くは関西のつくり酒屋さん
にも酒樽として、吉野の杉は納品されていたとか…
そんな由緒ある吉野杉で出来た枡。
お酒をくゆらすもよし、目玉の親父の杉浴槽にするもよし!
↓そんなスギ枡はこんな感じ(ロハスフェスタ2009より)

↓四代目のパートナー明石木材の岡本さん(左上)と伊藤さん(右上)と共に。

↑右下が、ノッポな好青年!石橋さん。
ところで、吉野は、杉と桧の名産地。
なかでも「吉野杉」として名高い杉材は全国区。
↓倉庫の外壁も、いい照りをした桧の板張。

↓皮付きの丸太も、いーっぱい。

↓よくみると、丸太の断面には何通りかの刻印が。産地(山)を示す刻印です。

喜び勇んで、案内してもらった場内は、いい木の香りでいっぱい。
それもそのはず、ここにある木は、杉・桧を中心とした「国産木材」ばかり。
お米がそうであるように「NIPPONの木」はちゃんと元気で、身近にあるのです!
桧の皮は、杉に比べて筋が通っていて素直だと言われます。
それだからか、写真のように※天然乾燥※の過程で、皮がすくっと
めくれやすくなるそうです↓

※すみません。なぜ木材を乾燥させるのかは、別の機会にゆずるとします…
対して、杉の皮は桧のそれに比べて、もじゃもじゃだからか
天日干しをしていると、皮がより食いついてはがし難くなるそうです。
なので、山に生えている状態で剥がすこともあるとか…
それぞれ、檜皮(ひわだ)、杉皮(すぎかわ)として、
民家や、お寺の屋根や、壁に使われてきた、いにしえよりの建材のひとつ。
また、杉の赤味は、?(こけら)葺として、外装に重宝されてきました。
簡単には捨てません!という「もったいない」や「適材適所」の想いがここにも。
↓さて、このいい感じのコックピット。いったいなんでしょう?

と、まあ今日はこのへんで。お土産話は、まだまだもりもりなのですが…
また、次回!えっ、ちょっとちょっと気になるヤーンな方は…
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