暖かった先週末は植樹日和。木の家の緑について、ミニマムな予算でもそれに応えてくれるのが、リビングソイル研究所の西山さん。冬の庭つくりは、樹木も葉を落として少し淋しいですが、彩りがあると有り難いですね。
既存の裏山は、これから徐々に若い樹々を表に移動したりして、編集。住まい手自ら、山を蘇えらせることができる端緒とします。山には、日本のジューンベリーと呼ばれるザイフリボクなど、貴重な自生種も生存を確認。元の雑木林を復原するイメージを、住まい手さんと共有しています。
無塗装の濡れ縁と木柵は、次第に灰褐色と呼ばれる色に変化していきます。その色はまさに、今日植えた樹の幹のようで。人呼んで、シルバーグレーが重なる景色が楽しみだったりするのです。
庭に土を。山採りの樹を植えよう。苗木でもいい、どんぐりを蒔いてもいい。里山付住宅の世界。街中でもできるよ。一坪里山のある街角をつくろう。