動画でご紹介するのは、中霧島壁という名の
内装左官材。その解説をしています。
舞台は、前回公開したルームツアー動画も
好評のフルマークハウスさんのモデルです。
・
大塚工務店の外壁の定番としては、
鋼板
板壁
左官
の三本柱ですが、左官をご希望の場合は
そとん壁という塗壁しか提案していません。
その理由は、
美しく、割れが少ない状態が長期に
保たれるからに他なりません。
それ故に、塗るタイルだと話しています。
よく誤解されやすいのですが、これは
火山灰ではありません。
火山が噴火した時のマグマ、すなわち
超高温で熱せられて堆積した層ね土を
塗っています。
だから、ぼくらは「塗るタイル」
と呼んでいます。
顕微鏡でみると、超多孔質な粒子で
できていて、この事が、内装で
使った際にも、調湿など室内環境に
求められる性能に力を発揮するのです。
・
一方、普段の内壁はというと、
その下地材となる石膏ボードの持つ
調湿性能を失わないように、絶対に
ビニール(クロス)で蓋はしません。
その代わりに、土佐から和紙を仕入れて
貼っています。これなら、石膏の息を
止めないからです。
また、艶消しの質感も素敵で、
ツルツルピカの材料と違い、
静電気も帯びない為、埃も呼びません。
もう一声、そんな時に、
プラスアルファの力を発揮するのが、
そとん壁と同じルーツを持つ
中霧島壁なのです。
囲炉裏と薪ストーブのある
モデルルームにも塗っていますので、
また、暑い夏の湿度の違いを
体感しに来てくださいね。